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2006年12月 9日 (土)

千駄木庵日乗十二月九日

午後は、諸雑務。そして父のお見舞い。

午後六時より、神田学士会館にて、「憲法懇話会」開催。

鈴木満氏(平成国際大学大学院生)が、「筧克彦著『国家の研究』を読む」と題して報告したあと、高乗正臣平成国際大学教授が「美濃部達吉著『逐条憲法精義』について」と題する報告を行った。

「『祭政一致』『祭政分立』『政教分離』が近代憲法の原則。司法権・教育権は独立していなければならない。明治憲法体制は権力主義ではなかった。『帝国憲法』の解釈は、『告文』に基づき不文の憲法を根幹とせねばならない。憲法の天皇条項は確認規範であり、第九条は創設規範である。『帝國憲法』下においては、皇位継承・摂政就任については、全て皇室自らこれを定め、議会の議決によってこれを決することを適当しないとされていた。」などということが話された。

『大日本帝国憲法』下においては、天皇御自ら主宰される皇族会議があった。枢密院という、天皇の最高諮問機関があった。また、常時、天皇を輔弼し奉る内大臣がいた。そして宮内省があった。このように、天皇及び皇室を輔弼しお守りする体制が整えられたいた。戦後は、占領軍の弱体化政策により、悉く廃された。宮内省は宮内庁に格下げとなった。

こうしたことが、天皇を君主と仰ぐ日本国の國體を隠蔽する原因の一つである。一刻も早く是正されなければならない。

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