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2006年11月20日 (月)

千駄木庵日乗十一月十九日

午後一時半より、九段の靖国神社境内にある靖国會館にて、「二宮報徳会定例講演会」開催。小林幸子会長が挨拶。

昭和史研究所代表の中村粲氏が「東京裁判史観との訣別」と題して講演し、「小泉前首相は、就任直後、中国を訪問して、日本の首相として蘆溝橋で謝罪している。安倍首相は就任して二ヵ月半、相当良い方向に進んでいる。限界があるのは止むを得ない。曖昧戦術というのはうまい方法だと思った。中国にとっても具合が良い。日中関係を平穏にするにはうまいやり方。来年は靖国神社に参拝してほしい。隠密の行動でいい。公用車でなくてもいい。目撃者がいなくても噂になればかえって面白い。日本人の精神まで支那人に拘束されることはない。安倍氏は『戦犯は国内法的には犯罪人ではない』と言い切った。靖国神社参拝のための布石を打ったと私は考えている。『河野・村山談話を継承する』と言った。一方で下村官房副長官が『事実を調査する』と言った。事実を調査すれば強制連行が無かったことが分かり、河野談話は空虚なものになる。村山談話も骨抜きにしようとしている。強制連行を見た人は一人もいない。八万から二十万人が強制連行されたなんてとんでもない話。安倍首相が『岸信介氏が開戦の詔書に副署したのは間違っていた』と言ったのは残念。歴史とはそんなに簡単なものではない。」などと語った。

「政治文化情報」でも論じましたが、安倍晋三総理が菅直人のしつこい追及に対して「岸信介氏が『開戦の詔書』に副署したのは政治とは結果責任だから間違っていた」と語ったのは大変困ったことです。そもそも、祖父の行為の是非を孫に問いただした菅直人が間違っているのです。祖父がどのようなことをしようと本人には全く関係のないことです。どんな質問でもして、相手を困らせようという菅直人の魂胆は全く卑しいし、許し難いものです。

しかし、そうした道義に反する汚い手口の質問だったとはいえ、それに乗ぜられて、聖戦であった大東亜戦争の『開戦の詔書』を否定するに等しい答弁をしてしまった安倍氏の責任は大きいと思います。歴史の否定であり、先帝陛下への不忠であり、自分の祖父への冒涜であると言っても過言ではない答弁でありました。安倍氏の本心ではないとは重々分かっていますが、それだけになんとも残念でした。また菅直人に対する怒りを禁じ得ません。

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