« 千駄木庵日乗十一月五日 | トップページ | 千駄木庵日乗十一月七日 »

2006年11月 7日 (火)

千駄木庵日乗十一月六日

午後は、原稿執筆など。

夕刻、父のお見舞い。

夜も原稿執筆。

                 〇

今日の「朝日新聞」の夕刊で、評論家の立花隆氏が、「教育が国家の手段になったので、日本は全体主義国家となった。その役割を果たしたのは『教育勅語』である。『教育基本法』は、教育を、国家以前から存在し国家の上位概念たる人類共通の普遍的価値への奉仕者に変えた。それは人格主義であり個人の尊厳である。教育は国家に奉仕すべきでなく、国家が教育に奉仕すべきである。国家主義者安倍首相は、再び教育を国家への奉仕者にしようとしている」と語っている。

私は立花氏を、田中角栄批判などなかなか鋭く緻密な評論活動をしていると評価していたのですが、この発言は全くお粗末です。左翼の権力国家観に縛られた全く幼稚な発言であります。第一、日本国の本質をまったく理解していません。日本国の本質は、権力国家ではありません。天皇を祭祀主と仰ぐ信仰共同体です。権力機構としての国家は教育に奉仕すべきであります。しかし、個人とか人格を至上とする考え方は誤りです。個人も人格も共同体の中において育まれるのです。たった一人の人間そしてその人格が共同体国家を度外に置いて生きていけるはずもないし、育まれるはずもないのであります。立花氏の論は空想であり空論であります。一体立花氏の言う「国家主義」とは如何なるものを言うのでしょうか。

|

« 千駄木庵日乗十一月五日 | トップページ | 千駄木庵日乗十一月七日 »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/121949/12585484

この記事へのトラックバック一覧です: 千駄木庵日乗十一月六日:

« 千駄木庵日乗十一月五日 | トップページ | 千駄木庵日乗十一月七日 »