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2006年9月22日 (金)

千駄木庵日乗九月に十一日

午後一時半より、豊島区千早地域文化創造館にて、『萬葉会』開催。持統天皇御製を講義。

この後、丸の内の出光美術館にて開催中の『国宝・風神雷神図屏風』展参観。「風神雷神図屏風」は桃山から江戸時代初期の琳派絵師・俵屋宗達が描いた作品。尾形光琳・酒井抱一の描いた模作も展示されていた。

夜は、同志と懇談。

               〇

佐藤栄作元総理が、退任後、侍従長職に就きたいと願ったという話を聞いたことがあります。戦前は、侍従長・侍従武官・宮内大臣・内大臣・枢密院議長など、天皇陛下の御側にあって、奉仕し輔弼の任に当たる人々がたくさんいました。しかもその人々は、国務大臣以上の権威を持つ人々でした。佐藤氏が侍従長に就任しても決しておかしくはなかったと思います。

戦後は、戦勝国の日本弱体化政策により、宮内省も宮内庁に格下げとなり、天皇陛下の輔弼の任にあたる人々も極端に少なくなりました。宮内庁長官の権威もそれだけ低下し、政治家による、皇室の政治利用や政治的圧迫を十分に防ぎきれていないのではないかと推測します。三権の長の経験者やそれに匹敵する人々(政治家・官僚に限らず)が、陛下の御側にいて、お守りする体制を確立しなければならないと思います。

大変畏れ多い事ですが、天皇陛下及び皇室の政治利用を防ぐ爲にもこのことはまことに重要であると思います。

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