« 千駄木庵日乗九月十五日 | トップページ | 千駄木庵日乗九月十七日 »

2006年9月17日 (日)

千駄木庵日乗九月十六日

午前中は父の介護。

午後二時より、内幸町の日本プレスセンターにて、『アジア問題懇話会』開催。木村汎拓大海外事情研究所教授が「プーチン・ロシアのアジア戦略」と題して講演。

「ロシアは欧米から離脱しつつある。ユーラシア主義に傾斜し、アジアに軸足を移している。しかしアジアにおける経験と手段がない。北朝鮮政策は過去の惰性を続けている。経済関係は著しく減少している。北への発言権無し。ミサイル発射の事前通告を受けなかった。自力による探知追跡能力も欠如。ロシアは中国との関係に最も力を入れている。しかし利益結婚で合って恋愛結婚ではない。アメリカ一極支配への対抗で一致。ロシア人は物を貸すという観念無し。貰う・取るという観念しかない。だから、一回取った領土は返さない。それがスラブ法の原則。ロシアではビデオレンタル店ははやらない。北方領土占有は所有権になっている。米露は蜜月からクールな関係の時代になった。ロシアはエネルギーを武器としている。エネルギーに過大な依存をしている。しかし石油価格が下がったら大変。日本の政治家は功名心があり、何か実績を残したいのでロシアに妥協する。何もしないことがロシアを焦らす。小泉が動かなかったから中国が焦っている。ノンアクションがベストアクション。情緒的外交は駄目。ロシアを落すには中央アジアに接近すべし。」と語ったのが印象に残った。

マスコミや加藤紘一氏や谷垣氏は、小泉外交は対アジア関係をメチャクチャにしたようなことを言っています。それは大きな間違いです。小泉氏が年一回の靖国神社参拝をやり遂げ、「訪中」も行わず、首脳会談もしなかったことが、かえって共産支那を焦らせています。これまでの土下座外交・朝貢外交を訂正した小泉外交は高く評価すべきであります。これから対支那関係が正常化する事を望みます。ともかく日本の政治家は共産支那を訪問し過ぎます。

夜は書状執筆など。

|

« 千駄木庵日乗九月十五日 | トップページ | 千駄木庵日乗九月十七日 »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/121949/11924359

この記事へのトラックバック一覧です: 千駄木庵日乗九月十六日:

« 千駄木庵日乗九月十五日 | トップページ | 千駄木庵日乗九月十七日 »