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2006年9月20日 (水)

千駄木庵日乗九月十九日

午後十二時半より、赤坂の日本財団ビルにて、『虎の門道場』開催。グレアム・ホルブルック・フライ駐日英国大使が「英国大使の見た日本」と題して講演。

「三十年前はじめて日本に来た時、田舎に行ったら『イギリスもやはり英語ですか』と言われて驚いた。喫茶店に入って『コーヒー二つ』と頼んだら店員が『ツーホット』と言ったので驚いた。ヨーロッパと日本は同じ問題に直面している。豊かだが人口は高齢化している。移民政策を考えねばならない。三十年前は『英国病』という言葉がはやっていた。英国の労使関係がうまく行かず、経済成長も鈍かった。しかしこの十余年間は経済は成長し続け不況はない。民営化・規制緩和という構造改革を二十五年間やった結果だ。柔軟な開放された経済になっている。経済成長に欠かせないのは競争原理と市場原理。イギリスで走っている自動車の半分はトヨタ・日産・ホンダ。バードウォッチングが趣味で日本全国に行ったが、自然が美しい。東京の都心にも、五十五種類の野鳥がいる。温暖化現象は国際問題。中国の二酸化炭素の排出量が問題。」と語ったのが印象に残った。

私もレストランで、「御飯を下さい」と注文したら「ライスですね」と念を押された事があります。何でも英語で言えばいいというものではありません。「ノンバンク」とは高利貸しのこと、「ホームレス」とは浮浪者のこと、「フリーター」とは失業者のこと、「セクハラ」とは痴漢行為のことだと思うのですが、最近は何故か英語で言うようになっています。

たしかに英国大使館の辺りは緑が多く良いところです。日英同盟があったためか、皇居のすぐそばに風格のある広大な大使館が立っています。私の母校二松学舎の近くです。よく散歩します。フライ大使に、「市場原理・競争原理を重んじることと、自然の美しさを護ることとをどう両立させるか」を質問すれば良かったと思っています。

午後六時半より、平河町にて、『日本再生の会役員会』開催。小田村四郎会長・西村眞悟衆院議員を囲んで懇談。

帰宅後、明日の萬葉集講義の準備。

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