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2006年8月 8日 (火)

千駄木庵日乗八月七日

午後は原稿執筆。夕刻知人と懇談打ち合せ。

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三木元総理が靖国神社参拝について「私的参拝だ」などと余計なことを言ったため、富田宮内庁長官は国会で当時の社会党の最左派であった矢田部議員から、天皇陛下の靖国神社ご親拝について「私的か公的か」と厳しく責められました。その事が、富田氏に大きな圧迫となったと思います。富田氏は、昭和天皇の靖国神社ご親拝をやめて頂きたいと思っていたのではないでしょうか。

また、富田氏は松平永芳元宮司を快く思っていなかったという証言があります。だからと言ってあのメモが富田氏の創作であるというのではありませんが、富田氏の意志がまったく混入されていないという保証はありません。つまりあの「富田メモ」に書かれていることはあくまでも、富田氏の聞き書きであり、先帝陛下のお心を百パーセント誤りなく伝えているとは言えません。

 現在の南部宮司が就任する際、今上陛下から特に御依頼がありお受けしたと承っております。今上陛下も昭和殉難者が祀られているからといって、靖国神社を尊崇しておられないということはあり得ません。むしろ靖国神社を尊崇し御心配になっていると拝察致します。

松岡洋右、白鳥敏夫両氏に対しての先帝のご批判も、宮内庁長官に対する私的なお言葉であって、先帝の絶対の大御心と拝することはできません。

ともかく天皇の大御心は、第三者のメモや日記によって示されるものではありません。

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