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2006年8月 9日 (水)

千駄木庵日乗八月八日

午後は、上野公園の東京国立博物館平成館で開催中の『若冲と江戸絵画展』参観。伊藤若冲の「鳥獣花木図屏風」「紫陽花双鶏図」長澤芦雪の「白象黒牛図屏風」など数多くの作品を見る。

若冲の絵は、以前皇居内の三の丸尚蔵館の「群鶏図」を見て感激した。山水画の枯淡さとは異なるが、精緻な観察眼と濃密な色彩が見事。こうした画風は日本には珍しいと思う。

動物は鶴と龍と虎の絵が多かった。鶴は日本で棲息しているが、虎はいない。龍は想像上の動物であるから、どんな描き方をしても作者の自由である。その点、虎は今日では本物や映像・写真などをわれわれが見ることができるので、江戸期の虎の絵を見ると、猫を大きくしたような感じに見え実物の虎とは少し異なる。江戸期の画家は実物の虎を見たことがないのだから仕方がない。

夜は原稿執筆。「政治文化情報」の原稿です。「富田メモ」について書いています。本当に難しい問題ですが、誠心誠意書かせて頂いております。

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