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2006年7月22日 (土)

千駄木庵日乗七月二十一日

午前十一時より、内幸町の日本プレスセンターにて、『アジア問題懇話会』開催。中島嶺雄国際教養大学学長が講演。

「中国は、台湾と国交のある国が有利になることには拒否権を行使してきた。中国に対し低姿勢に出れば北朝鮮をなだめてくれると考えるのは間違い。民進党のガバナビリティーが問題。非合法てで苦悩してきた人々が権力を持ち利権に走った。李登輝政権十二年間の民主化・本土化が台無しになった。李登輝の回りにいた台湾経済人も大陸との関係を深めている。経済が台湾のアイデンティティを崩している。陳水扁の躓きは基本路線の変更が原因。李登輝批判までやった。しかし馬英九の人気にも陰りが出て来ている。台湾民主化と本土化はぎりぎりのところで守られると思う。中共と一緒になりたくない気持ちの人が多い。少子化の中で台湾人と中国人との結婚が増えている。大陸系の人口が増えている。アメリカには陳水扁の基本政策が変ることに不信感がある。」と語った。

台湾人の出席者が「米国と日本が陳水扁の独立路線へ圧力を加えた責任は大きい。それ以来、台湾国民は陳水扁の独立路線に危険を感じるようになった。北朝鮮のミサイル発射にあれほど抗議した日本は、中国が台湾・沖縄近海にミサイルを発射した時は何も抗議しなかった。」と語った。

たしかに日本とアメリカは、台湾に対して余りに冷たすぎる。それが台湾の中国接近を助長している面はあると思う。日本とアメリカが本気で台湾を助けるかどうか分からなければ、台湾は中国に接近せざるを得ないだろう。

なおこの会合には、奥野誠亮・小田村四郎・板垣正の三先生が出席されていた。「富田メモ」などについていろいろお話を伺いました。

この後、「富田メモ」と靖国神社のことに関してある新聞社の取材を受ける。「富田メモ」公表の裏には大きな謀略があるという見方があるが否定できない。

夜は「政治文化情報」発送準備。

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