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2006年7月29日 (土)

千駄木庵日乗七月二十九日

終日在宅して資料整理など。

            〇

昨日会った友が「今上天皇が昭和前期に起ったテロ事件を否定されたのは当然である。天皇は天照大御神の地上的御顕現であらせられる。天照大御神からご覧になれば民と民が対立し相手を殺したり傷つけるということをお認めになるはずがない。しかし、須佐之男命もおられる。荒ぶる神であり、ヤマタノオロチを退治する神である。」と語っていました。

なるほどと思いました。大化改新・建武の中興・明治維新という国史上の大変革において、必ずしも、維新変革を目指す者と、天皇の御意志がすべて一致していたという事はできません。未完成に終わった昭和維新に於いては特に然りでした。

天皇の御意志と維新変革を目指す者との意志が異なるという事はあり得ることですし、現実にあったことです。これは維新史上というか国史上の永遠の課題であります。

国の為大君の御為になる維新運動は正々堂々と行っていくべきであります。しかし、臣下国民は、最終的には、上御一人の大御心に従い奉るのが、あるべき道であります。「楠公精神」とはそういう精神であると思います。

ただし上御一人の「大御心」は、ある特定の人物の死後に遺族によって勝手に公表されたその人物の「私的メモ」(しかも目下のところその真偽が疑われている)によって示されるものではないことは、何度もこの欄で書いている通りであります。

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