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2006年6月26日 (月)

千駄木庵日乗六月二十五日

午前、つくばエクスプレス線にて、筑波へ。筑波市にお住まいの同志の御案内にて、筑波山へ向かう。途中、六所皇大神宮に参拝。夫女ケ原(ぶじょがはら)というところに建てられている萬葉集歌碑を仰ぐ。高橋虫麻呂の長歌及び反歌が刻まれていた。

ロープウェイで筑波山女体山に登る。

伊耶那美命が祀られている筑波神社の分社に参拝。山頂にて四方を見渡すも、雲がかかり殆ど何も見えず。ただし、相当の高山に来たような心地がした。神秘的な雰囲気が漂っていた。

山を下り、筑波山神社に参拝。御祭神は、伊耶那岐命・伊耶那美命。筑波山は太古より、関東地方の民衆に神聖なる山として仰がれてきた。『萬葉集』にも筑波山を歌った多くの歌が収められている。

三十年近く前に一回参拝したが、今回は二度目である。神社の雰囲気はやはり山岳信仰であるため、大和の三輪神社に良く似ている。民衆に親しまれる神社であり、今日も多くの人々が参拝に来ていた。女体山にも多くの人々が来ていた。

元治元年三月(

1864)に水戸藩士藤田小四郎、田丸稲之右エ門等が筑波山に集結し、筑波義挙の兵を挙げ尊皇攘夷を天下に呼号して維新回天の魁となった。

太古よりの信仰を継承する筑波が、同時に科学技術研究発展の中心地となっていることは、わが国が傳統を重んじながら常に新しき進歩を図っていく国柄であることを証ししている。神社神道=日本伝統信仰は大いなる包容力を持つ信仰であり、日本国のあらゆる文化・文明の根幹をなすものなのである。

こうした事實を見ると、全国各地に鎮座する神社および神道は一般の教団宗教とは全く異なる性格であることが実感できるのである。「靖国神社は一宗教法人であるから総理大臣が参拝するのは違憲だ」などいうのは全く日本の国柄と傳統を破壊する思想である。

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