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2006年6月12日 (月)

千駄木庵日乗六月十一日

午後一時より、靖国神社境内の靖国會館にて、『みことのり普及の講演会』開催。

国学院大學教授・茂木貞純氏が「昭和二十一年元旦詔書と御製」と題して講演し「アメリカは国家と神道の徹底分離を行った。戦前の国定教科書は、天皇神孫論から天皇現御神論に変化した。『詔書』は神話を否定したのではなく、天皇と国民との紐帯は神話のみではないとされ、日本民族は世界征服民族ということを『架空なる観念』であるされた。天皇は御自らを神であると尊大に誇張されることはあり得ない。『現御神と大八洲しろしめす』とは、神の心を心として世の中をしろしめすという意味である。天皇は絶対神ではない。」と言われたのが印象に残った。

この後、井上順理鳥取大学名誉教授が意見を述べられ「天皇は普通の人とは異なる。普通の人では君主たり得ない。人にして神であり神にして人であらせられる。占領下には、天皇は自由意志を表明することが出来なかった」と言われた。

日本天皇は、一神教の信ずる唯一絶対神・超越神ではあらせられないのは申すまでもありません。天皇は、天照大御神の神裔(ご子孫)であらせられ、地上における御代理であらせられると拝します。それを『現御神』『現人神』と申し上げてきたのであります。これが「記紀萬葉」以来の日本民族の天皇信仰であります。

昭和二十年九月二日の降伏文書調印から、昭和二十七年四月二十八日の『サンフランシスコ講和条約』発効までの期間は、わが國の主権は連合國に奪はれ、隷属(subject to)していたのです。恐れ多いことではありますが、この期間中に発せられた『昭和二十一年元旦の詔書』はそのつもりで拝承しなければならないと考えます。

詳しくはホームページの『第十七回・名歌鑑賞』をご覧下さいませ。

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