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2006年6月18日 (日)

千駄木庵日乗六月十七日

午後は書状作成など。

夕刻、新橋にて、先輩同志と懇談討議。

前田健治元警視総監が亡くなった。六十六歳だから、私とは七歳しか違わない。この人が警視総監時代に、警察の右翼民族派への弾圧が強まった。街宣活動に対する規制の強化が行なわれた。のみならず、右翼民族派の機関紙誌や一般雑誌・新聞への企業の賛助金支払いに対しても、警察は無法なる規制を加えた。その結果、総会屋や商法違反とは全く関係のない多くの雑誌・新聞が廃刊に追い込まれた。たとえば、元警視総監・安倍源基先生が創められた「新日本協議会」という団体や共産主義批判雑誌社として有名だった「全貌社」も解散に追い込まれた。また、前田氏が特定政治家や某大新聞経営者の意向に沿った無理な捜査を命じたという指摘もあった。

しかも前田氏は、退官後に、自分が総監在任中に商法違反で摘発した日本航空に天下るという噂が流れたため、顰蹙を買った。

以上のような理由から、小生はこの人に対して、抗議活動を行った。都議会警察消防委員会を傍聴しようとした時、警視庁警察官に『特別公務員職権濫用』と言って良い「威圧」を加えられたのもこの時である。この恨みは忘れない。

死者に鞭打つわけではないが、この人が警視総監をしている時に、小生の警察に対する見方が大きく変化したことは事実である。

しかし、人としての礼儀として、ご冥福を祈ります。

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