千駄木庵日乗四月二十一日
午後は今夜行なわれる『國體政治研究會』における小生の講演の準備。
午後六時半より、文京シビックセンターにて、『國體政治研究會』開催。高池勝彦氏が司会。小生が、「現御神信仰と皇位継承」と題して講演。活発な質疑と討論が行なわれました。出席していただいた方々に感謝します。
帰宅後は、『政治文化情報』五月号発送準備。
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「皇位継承・皇室典範改正」については、田中卓先生、所功先生、小堀桂一郎先生、宇野精一先生など國體論・日本伝統精神論の碩学といわれる方々の意見が真っ二つに分かれています。
小生も色々勉強させていただいておりますが、本日は、小生の基本的考えである「①神武天皇以来の男系男子による皇位継承の傳統は出来得るかぎり守られるべきである。ただし、万一、女性天皇・女系天皇が御即位あそばされても、「皇統断絶・易姓革命・皇室消滅(かかる論議が今日氾濫している事に大きな危惧を覚えます)」という事にはなり得ない。②信仰共同体・祭祀国家日本の祭祀主たる天皇の御位の継承については権力機関で決めてはならない。天皇陛下の大御心に帰一すべきである。③西洋の生物學・国家論・法律論で日本國體・皇位継承を論ずるべきではない。」ということを中心に話させて頂きました。
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