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2006年4月 3日 (月)

千駄木庵日乗四月二日

終日在宅して資料整理。

             〇

わが国は祭政一致の国柄である。天皇は祭祀国家日本の祭祀主であらせられると共に統治者であられられる。皇祖神・天照大御神は、豊穣の神・慈愛の神であらせられると共に、断固として怒りたまふ武の神にでもあらせられる。鏡・玉・剣の『三種の神器』は、この事を表象している。

天皇は、地上における神の代理という魂的靈的なご性格と、現身としての血統的ご性格を併せ持たれる。この二つのご性格は不二一体である。

天照大神は、母神として祖母神としての慈愛と、父神としての力を併せてお持ちになる。従って、天皇は天照大神の地上的御顕現として男性原理と女性原理を併せ持たれる。宗教国家・信仰共同体日本の祭り主が女性であったとしても何ら不思議ではなかった。女性の祭り主=天皇・皇族が武力を用いなかったという事はないし、軍の統率者たり得なかったという事もない。神功皇后・斉明天皇・持統天皇のご事績を拝すればそれは明らかである。女帝も『三種の神器』を継承されるのである。

シナ人およびシナ文化との接触は、祭祀共同体日本に変化をもたらした。太古からの民族信仰の新鮮な活力を衰えしめた。シナの「男尊女卑思想」の流入が、平安時代以後の「皇位繼承」に大きな影響を与えたことは確かであると考える。

神武天皇以来の男系男子による皇位継承は出来得るかぎり守られねばならないが、「女性天皇・女系天皇のご即位は皇統断絶だ」という事はありえ得ない。繰り返し言う。現御神日本天皇は天照大神の地上的御顕現として男性原理と女性原理を併せ持たれる神聖なるご存在である。

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