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2006年3月26日 (日)

千駄木庵日乗三月二十五日

今日は良いお天気でしたので、午後から駒込の六義園に赴き、庭園を散策しました。この庭園は、元禄十五年(一七〇二)、川越藩主・柳沢吉保が自ら設計指揮をして完成した「回遊式築山泉水庭園」です。園名は、『古今和歌集』の序文に見える「六義」(歌の内容上の分類である風・雅・頌と、表現方法上の分類である賦・比・興の総称)にちなんで命名されました。

柳沢吉保は川越藩主と言うよりも、五代将軍・徳川綱吉に側用人として仕え権勢を揮い、のち甲府十五万石の大名となりました。大体、『水戸黄門』『忠臣蔵』などの芝居や映画で悪役・敵役として登場します。虎の威を借る狐的人物として描かれることが多いようです。果たして実像はどういう人物だったのでしょうか。和歌や儒学の教養はとてもあった人だと思われます。

文京区には、このほか水戸藩の小石川後楽園、前田藩の東京大学、細川藩の新江戸川公園などの旧大名庭園があります。

明治維新後、六義園は、三菱財閥創始者・岩崎弥太郎(土佐出身・明治新政府の御用商人と言っても間違いではないでしょう)の別邸となりました。墨田区の清澄庭園も大名屋敷でしたが、維新後岩崎弥太郎が手に入れました。明治維新は徳川権力から薩摩長州土佐などの西南雄藩への権力の移動だったという説く人がいます。昭和十三年に岩崎家より東京都に寄付され、公園となりました。

私宅の近くにあるので何時でも行けると思っていたためか、あまり来ることはありませんでしたが、最近は、年に一回くらい来ています。枝垂桜が見事でした。

帰宅後、たまりにたまった新聞・雑誌を整理しました。

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