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2006年3月 6日 (月)

千駄木庵日乗三月五日

終日在宅して現行執筆・資料整理など。

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 和歌は維新の志から生まれる。和歌が真に「命・言靈」のあるものとなるのは、その和歌を詠む者に維新変革の意志があることによる。現状に満足し変化を望まないといふ意味での平穏な暮らしの中からは和歌は生まれない。命が枯渇し言靈が失はれた言語が氾濫する情報化時代の現代においてこのことは重要である。

 幕末維新の時代には、尊皇攘夷を目指した志士たちの詩歌は永遠不滅の光彩を放ってゐる。國家変革即ち維新と和歌は不可分である。

今日の日本もまた、外には謝罪外交・領土資源問題、内には政治家官僚の腐敗・邪宗教の横行・教育荒廃等々、文字通り内憂外患交々来るといった状況である。かうした状況の中にあって、我々の維新の情念を伝統的な文學によって訴へる「言靈のさきはへ」が今こそ必要なのである。和歌の復興が必要なのである。真の意味において和歌が復興した時代こそが維新の時代であるといっても過言ではない。

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