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2006年3月21日 (火)

千駄木庵日乗三月二十日

午後三時より、赤坂の日本財団ビルにて、『インド最前線報告會』開催。森尻純男氏(インド・マンガロール大学客員教授)が「インドを知る、インドを読む」と題して講演。

「IT産業がインドのGDPの三八パーセントを占める。八八年からの教育改革=イギリス式教育システムの大胆な変革が、大きな役割を果たした。金融にからまなければITそのものの経済へのファクターは大して与えられない。ITバブルはインドには来なかった。インドは実業を基盤にしないと成り立たない。インド人は頭が良い。気をつけて付き合いなさい。私は何回もだまされた。二〇〇六年に訪印したブッシュは『IAEA、核拡散防止条約を取っ払ってインドと協力する』と言った。アメリカはインドを認めざるを得なかった。インドには自立し土地を所有する農民がいない。土地解放がうまくいっていない。山間農業・採取農業に携わる非定住者や遊牧民がゲリラを養っている。日本こそ、日本人の世界観・社会観とインド人のそれとを鏡のように向い合わせて協力すべきだ。日本とインドは全体主義の中国とは全然違う。インドは土地が豊かだが、イギリスに搾取され続けた。今は化学肥料も使い収穫量も増えた。」と語った。

また、日下公人氏(東京財団会長)は、「インドでは以前、農民は人間以下とされて人口統計にカウントされなかった。輪廻思想を信じているので、虫は先祖かもしれないということで、殺虫剤で虫を殺さない。日本はイラクに永久駐兵した方が良い。ウイルソン大統領は『地下資源は人類の物』と言った。あの辺の石油共同管理機構をつくり、その議長を日本がやる。」と語った。

日下氏は自ら「国粋主義者ではない」と言われていたが、相当過激な発言であった。しかし、アメリカ・イギリスという白人国家よりも、日本が中東の平和確立に貢献できることは事実だと思います。ただし、それには日本人自身がもっとしっかりしなければなりません。白人の有色人種に対する差別と搾取が長く続きそして徹底したものであった事も事実です。

夕刻は、同志と懇談打ち合わせ。

夜は原稿執筆。

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