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2006年2月 6日 (月)

千駄木庵日乗二月五日

午後は、書状作成。

午後六時より、文京区民センターにて、『台湾研究フォーラム』開催。永山英樹代表が挨拶した後、大陸四川省出身の日中問題研究家・石平氏が「中国から見た台湾問題」と題して講演しました。

石平氏は、台湾と共産支那との関係史を語りました。「共産党政権は、勝てば官軍で大陸を支配した。中共は台湾に国民党がゐる限り革命は完成しないと言って来た。私の中学時代学校行事で叫ばれたスローガンに必ず『台湾解放』があった。毛沢東は何千万人の中国人を殺したA級戦犯。鄧小平時代になって金と技術欲しさから、『資本主義打倒』のスローガンを捨てた。台湾人は中国人より何十倍も豊かに暮らしてゐるから、『台湾解放』も言へなくなった。共産主義神話が崩壊したので、新しい神話としてナショナリズム・愛国主義が登場した。統一が最大の使命となった。五千年の歴史で国家統一の戦争は神聖なものとされて来た。統一のためならどんなことでも許される。台湾が独立すると大陸全体に動乱が起こると考へている。中国の若者の多くは享楽に走ってゐる。しかしエリートが危険な考へを持ってゐる。中共は選挙によって政権を握ってゐるのではない。何千万人も殺して政権を取った。だから人に命をなんとも思わない」と語ったのが印象に残りました。

何とも困った国が隣に存在してゐるものです。共産支那の動向はわが國の安全に直結します。「外交は華麗に礼装した軍事である」といふ言葉があります。対支那外交がまさにさうであらねばなりません。それは決して支那に対して戦争を仕掛けるといふのではなく、わが國の独立と安全を守るための国防体制をより一層整備するといふことであります。わが国は経済的にも軍事的にも支那大陸に深入りをすると碌なことがないといふことは、石平氏もその著書で述べてゐます。『日中国交樹立』以後の日本は本当に碌なことがありませんでした。

帰宅後、原稿執筆。

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