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2006年2月18日 (土)

千駄木庵日乗二月十七日

終日在宅して、『政治文化情報』三月号発送準備および原稿執筆。

「天照大御神は女性神ではない。男性神だ」と主張する人がゐます。詳しくは、『政治文化情報』三月号で論じましたが、天照大神が女性神であられられることは、日本神話の歴然たる事実です。

『古事記』には、「天照大御神の忌服屋(いみはたや・清浄な機織場)にましまして神御衣(かむみそ)織らしめたまふ時に…」と記されてゐます。七夕伝説を見ても明らかなやうに、「機織」は古来女性の役目であります。

『日本書紀』には、「伊耶那岐命・伊耶那美命、…共に日神(ひのかみ)を生みます。大日孁貴(おほひるめのむち)と號(まを)す。此の子(みこ)、光華明彩(ひかりうるは)しくして、六合(くに)の内に照り徹る」と記されてゐます。

天照大御神(日の神)は、大日孁貴尊(おほひるめのむちのみこと)とも申し上げるのです。この御名も太陽を神格化した御名で、「ヒルメ」の「ヒル」は「昼・日」の意であり「メ」は「女神」の意であります。すなはち「大日孁貴尊」とは「偉大にして貴い日の女性神」といふ意であります。

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