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2005年12月 1日 (木)

日誌十一月三十日

午後十二時半より、赤坂の日本財団ビルにて『虎の門道場』開催。『プーチン来日と日露平和条約の行方』と題する報告會。

袴田茂樹青山学院大学教授が報告しました。次のやうな発言が印象に残りました。「ロシアは、『日ソ共同宣言』のみを盾にして、『東京宣言』を無視し、二島決着論に持っていかうとしてゐる。『日ソ共同宣言』の解釈の違ひをそのままにしてはならない。プーチン来日でロシアが関心を示したのは経済協力のみ。日本は、戦略論で揺れがあり、戦術面で拙劣。政策決定メカニズムを確立すべし。」

出席者が、「どの島にもロシア正教の教会が建てられてゐる。ロシア正教で島民の心を一つにしやうとしてゐる。国境警備隊しかいない水晶島にも教会が建てられた。」と発言しました。

ロシアは当分北方領土を返還する意志などないと思ひます。日本は領土問題を棚上げにして経済協力をしてはならない。特に財界がさういふ動きをすることを止めさせねばならない。ロシアは経済が好調なのと、共産支那との関係もうまく行ってゐるので、日本に対して頑なにして強硬な姿勢となってゐる。わが国は、四島返還が実行されないかぎり、真の友好関係の確立はあり得ない、経済協力も出来ないといふ姿勢を守りぬくべきである。

この後、丸の内の出光美術館にて開催中の『平安の仮名 鎌倉の仮名』展参観。伏見天皇・紀貫之・藤原行成・藤原家隆などの書を見る。

午後六時半より、虎の門のニッショーホールで開催された『皇室典範を考える集い』に出席。神聖なる皇室に関はる微妙にして重大なることでありますので、日誌での報告は遠慮します。

帰宅後、深夜まで原稿(萬葉集講義録)執筆。

なかなか忙しい一日でした。

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