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2005年12月28日 (水)

日誌十二月二十七日

午前は、お世話になってゐる方のお見舞ひ。

午後は、年賀状作成。

午後六時より、麹町の弘済会館にて『維新公論会議』開催。犬塚哲爾氏が司会。

大原康男氏が「皇室典範改正論議」について講義し「憂へるべき方向に進んでゐる。皇位継承の危機が現実化するのは今から四十年以後。何故改定を急ぐのか。国会上程を阻止すべし。しかしただ廃案にすれば良いといふことではない。宮家の存続と拡充を図るべし。女系を導入するか、男系を維持するかが対立軸。女系天皇と女性天皇の区別が出来てゐない。男性配偶者についての議論も十分なされてゐない。天皇の文武の大権を補佐申し上げるのが皇族のお役目。女系の採用は未曾有のこと。女帝の婿もはじめてのこと。百二十五代男系主義で一貫して来たことが国民統合の源泉。歴史の重みを大切にすべし。天皇制度と外国の君主制との違ひは、萬世一系の血統の維持が男系でなされてきたことと祭祀をされてきたこと。女系を短絡的に導入するのではなく、男系原理によって皇族を増やすべし。宮家の存続を図るべし。対案抜きでの反対では駄目。此方側の原則を出して進めていくべし。」と述べた。

質疑応答が行はれ、小生は、「『女系天皇は皇統断絶である』といふ主張はしない方が良い。國體破壊勢力がそれを逆手にとって國體破壊を目論む。皇祖天照大御神は女性神であり、祭祀も執行され、武の精神を保持された。歴代の女性天皇も祭祀を執行され軍を統率された。人は全て天照大御神の日子であり日女である。歴代天皇は天照大御神の『生みの御子』であられ『現御神』であられる。女系天皇も皇統を継承される。また、神聖なる天津日嗣の継承であり、國體の根幹の問題である皇位継承のあり方を、国会や政府が決めるのは、俗が聖を、権力が神聖権威を、権力が権威を規制することとなり、誤りである。あくまでも日本傳統信仰の体現者であらせられる天皇の大御心に帰一すべきである」と述べました。

この後、懇親会が開かれ活発な意見が出されました。意見の違ひはあっても、國體護持を祈り、国を憂へる心は同じです。大原氏がご多忙中にもかかはらず出席されたことに感謝します。

小生は、皇位継承について生物學・染色体云々で論議すべきではないと思ひます。それは、天皇の神聖性への隠蔽であり、人間天皇論となってしまふと思ひます。また、女性天皇は祭祀が執行できないといふ議論は、事実に反しますし、佛教・儒教の女性蔑視思想の悪影響と考へます。つまり「からごころ」です。

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