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2005年11月21日 (月)

日誌十一月二十日

午後一時より、神田学士会館にて、「日本學協会講演會・日中問題を考える」開催。

永江太郎氏(軍事史學會常任理事)が「満州建国後、日本と国民党政府の関係は好転した。北京─奉天間の直通鉄道が開通し、満州と北支の国境に税関も置かれ国家関係が成立した。昭和十年七月のコミンテルン大会で、『独日が国際共産主義運動の当面の敵』といふ決議が行はれ、中国共産党が抗日救国を呼びかけた。そして西安事変が起こり、周恩来が蒋介石を説得した。そしてその二ヵ月後に盧溝橋事件が起こり、支那事変となった。以後八年に及ぶ日本と支那との戦ひとなった。支那事変は中共の謀略によって起った。中共は自らの戦争責任を日本に押し付けてゐる。毛沢東は、戦後社会党の『訪中団』に『共産党が政権をとることが出来たのは、日本の皇軍がわが國と戦ったおかげだ』と語った。」と語ったのが印象に残りました。

市村真一(京都大学名誉教授)が「共同体をつくるには、理想の共感がなければならない。そして利害の共有がなければならない。ヨーロッパにはバイブルがある。世界の国家はロシア・アメリカ・インド・中国といふ大陸国家と半島国家・海洋国家とに分けられる。戦争が起こるのは、半島国家である。半島国家・海洋国家は連帯して大陸国家に対峙しなければならない。日本は大陸に進攻して成功したためしはない。支那も海洋国家を攻めて失敗してゐる。台湾は現状維持以外にない。」と語ったのが印象に残りました。

確かにわが國は大陸に深入りすると、ろくなことはありません。戦前は、軍事的・政治的に大陸に深入りして、ソ連中共の謀略に引っかかり、泥沼の戦ひとなって日米戦争にまで進み敗北しました。戦後は、経済的に深入りして、金と技術をまきあげられ、共産支那を軍事大国にしてしまひ、かへってわが國の安全と独立が脅かされてゐます。東アジア共同体などいふのは夢物語です。そしてそれは共産支那のアジア支配の別名であります。中華帝国主義の膨張を防ぐ共同体が構築されるべきです。

「国共合作・一致抗日」は、今後、台湾で再現する恐れがあります。国民党が政権に復帰すれば、台湾が共産支那と一緒になって反日路線をとる危険があります。わが國は、何としても台湾を共産支那にくっつけてはなりません。日本と台湾は海洋国家として固く連帯していくべきです。

夜は、資料整理・原稿執筆。

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