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2005年10月26日 (水)

日誌十月二十五日

午後、日本橋室町に開館した三井記念美術館にて開催中の『美の伝統 三井家傳世の名宝』展参観。後鳥羽上皇の熊野への御幸に随行した歌人・藤原定家の記した二十三日間の記録『熊野御幸記』(国宝)、円山応挙の『雪松図屏風』(国宝)など三井家伝来の文物が展示されてゐました。

後鳥羽上皇は、「武家政権打倒を目指す武力行使をして失敗し、島流しになった」といふのが通説です。しかし上皇は、『新古今和歌集』の編纂を命じられ、ご自身も多くの歌を詠まれ、わが國の和歌の伝統を継承された方です。且つ、祭り主としての使命を深く自覚され、熊野に行幸されて国家・國民の安泰を祈願されるなど、皇国の道統の回復につとめられた英主であらせられます。後醍醐天皇は、後鳥羽上皇の御志を継承され建武の中興を断行されたのであります。

久しぶりに日本橋界隈を歩きましたが、三井本館の隣に高層ビルが立ってゐたのに驚きました。しかし、裏通りには、古き良き喫茶店がまだありました。

夜は、書状書きと資料整理をしました。

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