« 日誌十月十一日 | トップページ | 日誌十月十三日 »

2005年10月13日 (木)

日誌十月十二日

終日自宅で、原稿執筆及び明日の『萬葉會』での講義準備。

『萬葉集』巻頭に収められた雄略天皇御製を勉強しました。「籠もよ み籠持ち」で始まる有名な御歌です。

農作業にいそしんでゐる乙女に、雄略天皇様が「つまどひ」をした時の御製です。

おほらかで明るいお歌です。大和の國は天皇が治められる国であること、そして農作業は神聖な行事であるから、それに従事する人に対しては、天皇も尊敬しなければならないといふことが歌はれてゐます。

雄略天皇は『日本書紀』にたくましき天皇と記され、且つ、「大悪天皇」とも記されてゐます。しかし、一方でこの御製のやうな明るく麗しいお歌を詠まれたのであります。

『萬葉集』が天皇御製から始まるのは、この歌集が、天皇国日本の永遠の隆昌をことほぐ歌集であるといふ基本的性格を示してゐます。

『萬葉集』に関心のある方はどうぞ、小生の主宰する勉強会にご参加下さい。

|

« 日誌十月十一日 | トップページ | 日誌十月十三日 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/121949/6375633

この記事へのトラックバック一覧です: 日誌十月十二日:

« 日誌十月十一日 | トップページ | 日誌十月十三日 »