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2005年9月27日 (火)

日誌九月二十六日

終日、原稿執筆・資料整理・書状作成。

室生犀星の詩に「ふるさとは遠きにありて思ふもの」といふ言葉がありますが、小生は今住んでゐる文京千駄木の地が「ふるさと」であります。

厳密にいふと、出生地は父母の疎開先であった山梨県なのですが、生後すぐ東京に戻りましたので、山梨の記憶はまったくありません。

五十八年間千駄木で生活して来ました。これから此処から他所に引っ越すともまずないでせうから、一生この地で過ごすことになりそうです。実は、母親も千駄木で生まれで八十六歳の今日までこの地で過ごしてゐます。

千駄木は、文字通り「住めば都」でしてなかなか良い町です。下町情緒もあり近くには根津神社・谷中墓地など名所旧跡も多いのです。森鴎外・夏目漱石・児玉希望(日本画家)・高村光太郎千恵子夫妻・宝井馬琴・大平正芳などが住んでゐました。古今亭志ん生・金原亭馬生・古今亭志ん朝親子もゐました。

面白いことに、戦前には内務省警保局長(今の警察庁長官)官舎があり、且つそのすぐ前に共産党指導者の宮本顕治・百合子夫妻の家がありました。弾圧する方とされる方が目の前に住んでゐたのです。

戦後は、自治大臣国家公安委員長公邸も一時ありました。警察庁官舎もあり、小生の同級生には警察官僚の子供さんが何人かゐました。

「谷中根津千駄木」などといはれて、日曜日には散策する人が多いのです。どうか一度おいで下さい。御案内致します。(ただし、小誌「政治文化情報」購読者に限る)

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