2020年8月14日 (金)

第105回日本の心を学ぶ会


第105回日本の心を学ぶ会

テーマ 共産主義の脅威を考える

香港のメディア関係者が逮捕されたことについてアメリカの大統領補佐官は強く中国を非難し国家安全維持法の撤廃を求めました。
香港の自由と民主主義についての懸念は世界に広がっており、台湾やオーストラリアなどはアメリカと足並みをそろえて中国と対抗する姿勢をしめしております。
まるで新しい冷戦が香港を最前線として始まったように見えます。
 国内では日本共産党は綱領を改定し、マルクスレーニン主義特有の用語や国民が警戒心を持つような表現を削除変更ましたが、統一戦線戦術や二段階革命など基本路線に誤りはないとし、今後もこれらの基本路線を堅持すると見られております。
 選挙のたびに野党に共闘を呼びかける野党連合政権構想はこのような政権奪取のための統一戦線戦術にほかなりません。
日本共産党は結党100周年に当たる2022年までに野党連合政権の樹立を目指すとしております。この野党連合政権樹立が二段階革命の第一段階であることはいうまでもありません。
 共産主義の脅威は過去のものではなく、現在進行形の脅威として東アジアに拡大しつつであるといえるでしょう。
今回の勉強会では共産主義の脅威について考えてみたいと思います。


(今回の勉強会はオンライン放送を予定しております。詳しくは代表Twitter 、https://mobile.twitter.com/watanabegayou 、日本の心を学ぶ会HP、http://nihonokokoro.blog21.fc2.com/をご確認下さい。)

(今回の勉強会の会場は大原地域活動センターです。お間違えないようご注意ください)

【日 時】令和2年8月30日 午後6時から

【場 所】大原地域活動センター 多目的室C

【所在地】文京区千石1丁目4番3号

【最寄り駅】三田線千石駅( A2口から 徒歩 8分)/丸の内線茗荷谷駅(1番口から徒歩14分)

【演 題】『日本共産党志位和夫の國體観の根本的誤り』

【講 師】四宮正貴氏 四宮政治文化研究所代表

【司会者】林大悟

【参加費】資料代1000円終了後、近隣で懇親会(2千円くらいの予定です)

【連絡先】渡邊昇 090-8770-7395

この告知文は、主催者が作成しました。

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千駄木庵日乗八月十三日

午前は、病院に赴き、検査及び診察を受ける。

午後からは、原稿執筆。

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2020年8月12日 (水)

共産支那は日本にとって最も危険な敵性国家である。

共産支那=中華人民共和国こそ、世界最大最悪の軍国主義国家であり、侵略国家であり、独裁国家である。日本にとって最も危険な敵性国家である。

全世界中で新型コロナウイルスへの対応が続くなか、「共産支那政府による治安維持のための『機関』を香港に設置できる、国家の安全に深刻な危害を及ぼす行為や外国勢力が香港に関与する活動を抑制し処罰する」という「法律」なるものが火事場泥棒的に制定された。

これで一国二制度は完全に崩壊し、香港は支那共産政府の独裁専制政治の下に置かれる事となり市民の自由も民主体制の完全に奪われる。そしていよいよ共産支那は独裁専制政治を実行にうつした。

共産支那=中華人民共和国こそ、世界最大最悪の軍国主義国家であり、侵略国家であり、独裁国家であ.

これまでチベット・東トルキスタン・ベトナムなどを侵略してきた国、そして今日アジア全域において軍事的覇権を確立しようとしている国が共産支那なのである。

偏向マスコミや社民・共産両党・立憲民主党そして自民党親中派は、こうした実態を知っているくせに、共産支那を厳しく批判しない。そして、わが國政府の防衛力整備を非難している。なんとも許し難い。

「中華」を名乗っている支那大陸の政権は、有史以来、帝国主義的侵略支配を意図してきた政権である。

 支那共産政府の現在の領土の六三%は一九四九年まで支那人以外の人々の領土だった。サッチャー元英国首相はかつて「大英帝國も大日本帝國もなくなったが、中華帝國は残っている」と言った。その支那共産政府がわが国を侵略国家・軍国主義国家呼ばわりするのは、文字通り盗人猛々しいというほかはない。

「共産支那脅威論」を論じ、共産支那への経済協力を批判すると、親支那派の人々は、「日本が対中協力をすることにより、中国が発展して豊かになれば、民主化が促進され、中国の脅威などは無くなる」などと反論した。こうした論議が全く間違っていたことが、近年明白に証明された。

また、「日本は平和国家として出発したのだから、軍事力を強化してはならない。憲法違反の自衛隊は無くしてしまい、日米軍事同盟も破棄すべきだ。それが平和への道である」という論議がいかに間違っていたかも明らかになった。

「間違っていた」どころではない。東アジアの平和と日本国の独立と安全を根底から脅かす論議である。

南北朝鮮や共産支那に経済協力をすることは即ちわが国及びわが国民の安全を脅かすことなのである。また軍事力を軽視することは、侵略者・無法国家を増長させるだけである。わが國は、何が何でも共産支那の侵略から祖国を守る体制を確立せねばならない。無法国家・侵略者から祖国を守らねばならない。

現実に尖閣への武力侵略が実行されようとしているのである。それでも共産支那を厳しく非難し、祖国防衛体制確立に消極的な人々の心事をわたしは理解することはできない。

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千駄木庵日乗八月十二日

午前は、諸事。

午後は、『政治文化情報』原稿執筆。

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2020年8月11日 (火)

中華帝国主義国家=共産支那そしてその独裁者、醜悪なる首領・習近平を叩き潰すべきである。

香港における大弾圧で本性が剥き出しになった支那中国に対して、わが日本は徹底的に戦うべきである。中華帝国主義国家=共産支那そしてその独裁者、醜悪なる首領・習近平を叩き潰すべきである。

共産支那は、わが國に対して恫喝を行えば、わが國は震えあがり言うことを聞くと考えている。支那の対日外交はそういう姿勢に貫かれている。日本にとって、共産支那は友好國家ではなく敵性國家であることが明白となっている。

田中内閣による「日中國交正常化」以来、わが國は共産支那に対して土下座外交・弱腰外交を繰り返し、相手の言いなりになってきた。そして莫大な経済援助・技術援助を行った。その結果が今日の事態なのである。

日本の援助によって軍事的・経済的に強くなった支那によって、わが國が危険に晒されている。「日本が支那に経済協力を行えば、支那は経済発展し、経済発展によって民主化する」という考えは全く誤りであったことが証明された。

事実はその逆で、日本のおかげで経済発展した共産支那は、軍事力を増強させ、わが国に牙を剥いてきたのである。これまで、「日中友好」を唱えてきたわが国内の「親中派」の責任はきわめて大きい。これまで長い間「日中友好」を叫んできた日本国内の親共産支那勢力の罪は実に大きい。

共産支那は、わが国に対して「侵略国家だ」と非難するが、東アジア近現代史における最大の侵略国家は支那である。清帝国以来今日までは、東トルキスタン(新疆ウイグル)、チベットなど周辺諸民族を侵略、征服、蹂躙した。そしてベトナム・韓国に対しても武力侵攻を行った。

「中華人民共和国」=共産支那は、清帝国が侵略によって獲得した領土をそのまま継承するのみならず、さらに領土拡大とアジア支配を目論んでいる。共産支那建国以来、十七回も対外戦争あるいは武力行使を行った。「朝鮮戦争」・「ベトナム戦争」・「中印戦争」・「チベット侵略」・「中ソ国境紛争」・「中越戦争」などである。

共産支那は、「改革開放路線」と共に、「富国強兵」路線をとり、軍拡を続けて来た。この名称は明治維新後におけるわが國の国策の猿真似である。(内実は全く違うことは言うまでもないが)

支那の軍拡は、日本及び台湾への侵略を目論んでいるからである。「反国家分裂法」の制定はその準備工作である。

かつて共産支那は理不尽にも、「ベトナムは小覇権主義国家だから懲罰する」とか言って、武力侵攻を行った。それと同じように、状況が整えば「台湾を取り戻す」「解放する」と言って台湾を侵略し、「内政干渉する日本を懲罰する」とか言って、わが国に対して軍事侵攻を行う危険性がある。

一九九二年には、「中華人民共和国領海法及び接続水域法」とやらを制定し、東シナ海の尖閣諸島から南シナ海の島々まですべて支那の領海だと勝手に決めてしまった。日本、韓国、台湾、アセアン諸国と係争中の東シナ海、南シナ海の大陸棚、西沙諸島、南沙諸島の領有を、一方的に宣言した。とりわけ許し難いのは、わが国固有の領土たる尖閣諸島の領有をも一方的に宣言したことだ。

共産支那は、「大躍進政策」の経済失敗で二千万以上の餓死者を出し、文化大革命では五千万以上の自国民を殺戮した。世界中で共産支那ほど悪質な軍国主義国家はないし専制独裁国家はない。

これに対し、わが国は戦後ただの一回も対外戦争を行っていない。世界中で日本ほど平和国家はないし自由民主国家もない。過去数千年にわたりアジアを侵略しこれからも侵略しようとしている支那にはわが国を軍国主義国家・侵略国家呼ばわりする資格は毛筋の横幅ほどもないのである。「盗人猛々しい」とは共産支那の事である。

日本などの支那周辺諸国にとって、中華帝国主義は最大の脅威である。支那は絶対に自分の非をみとめない国家であり民族である。

共産支那は、日本の経済援助によって国家が強大化するにつれて「中華思想」を再現させている。共産支那の「四つの現代化」のスローガンは、「建設四化・振興中華」であった。この「四つの現代化」とやらに全面的に協力したのが日本である。その結果、日本は「中華帝国主義」の圧迫と脅威にさらされているのである。

「中華思想」とは、漢民族が世界の中心であり、他はみな野蛮人であるというとてつもない差別思想・侵略思想である。秦の始皇帝が大陸を統一して以来、絶大な権力を持った皇帝が大陸を支配してきただけでなく、周辺諸国に対しても、四千年にわたって冊封体制(さくほう)をもって律してきた。共産支那は「振興中華」を叫ぶのは、こうした差別思想・侵略思想の復活を目指しているのである。

「中華思想」はアジアそして世界に覇権を確立することを目的とする思想である。現段階において、アジアでの覇権確立を実行しつつあるのである。そのために最も邪魔な存在がわが日本なのである。

「中華帝国主義」の「帝国」という意味は、支那・漢民族の支配領域の拡大と共に、他民族多国家を傘下に収め、管理体制を敷くということである。共産支那はアジアにおいてそれを目指しているのだ。

「中華思想」はアジアそして世界に覇権を確立することを目的とする思想である。現段階において、アジアでの覇権確立を実行しつつあるのである。そのために最も邪魔な存在がわが日本なのである。

「中華帝国主義」の「帝国」という意味は、支那・漢民族の支配領域の拡大と共に、他民族多国家を傘下に収め、支配体制を敷くということである。共産支那はアジアにおいてそれを目指しているのだ。

問題の根本は、わが国の軟弱さである。国家の主権・領土・独立・尊厳を固守し、正当なる主張をすることこそ、主権国家の政府としての基本的な外交姿勢であるべきだ。

共産支那の反日策謀は、共産支那政府の国家戦略に基づいて行なわれている。その第一の目的は、共産支那がアジアの覇者となるために日本を押さえこむこと、第二の目的は、共産党一党独裁体制維持のために民衆の不満を外に向けさせること、である。

日本の経済援助によって軍事的・経済的に強くなった共産支那によって、わが国が危険に晒されている。「日本が支那に経済協力を行えば、支那は経済発展し、経済発展によって民主化する」という考えは全く誤りであったことが証明された。日本のおかげで経済発展した共産支那は、軍事力を増強させ、わが国に牙を剥いてきたのである。前述した通りこれまで、「日中友好」を唱えてきたわが国内の「親中派」の責任はきわめて大きい。

今こそ、日本民族のナショナリズムを興起せしめねばならない。共産支那や南北朝鮮と戦争することを期待しているのではない。祖国日本の独立と自由の死守を叫んでいるのである。

巨大な軍事国家・全体主義国家の奴隷になるか、国家の独立と自由と繁栄を守るか、という二者択一の選択が、わが国民に迫られている。「中華帝国主義」こそ二十一世紀の日本及びアジアの最大の脅威である。

「中華帝国主義」の侵略を粉砕するための同盟国家アメリカとの軍事協力強化に反対し執拗に妨害する亡国野党・偏向メディアは、意図するとしいないとに関わらず、「中華帝国主義」の手先である。

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千駄木庵日乗八月十一日

午前は親族来宅。室内清掃。

午後からは、『政治文化情報』原稿執筆など。

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吉村寅太郎烈士の辞世について

幕末の文久三年(一八六三)、三条實美、姉小路公知などの少壮公家と、真木和泉守、平野國臣、桂小五郎、久坂玄瑞など尊攘派の志士たちが連携して、「大和行幸・攘夷御親征」の計画が立てられた。長州藩も協力の姿勢をとった。これは、孝明天皇が神武天皇陵に御幸されて攘夷御親征を祈願され、軍議を勅裁せられ、さらに伊勢皇大神宮に御親拝され、徳川幕府を打倒し、王政復古を一気に實現しやうするといふ計画である。

八月十三日、孝明天皇より攘夷親征のための「大和行幸の詔」が下った。これに呼応し、その先駆となるべく、明治天皇の前侍従中山忠光卿を主将として、藤本鉄石、松本奎堂、吉村寅太郎ら三士を総裁とする「天誅組」が結成された。河内国の村役人らの参加を得て大和国で挙兵した。五条の幕府代官所を襲撃し、近隣の幕府領を朝廷領とし、年貢半減を布告した。

 しかし、「大和行幸・攘夷御親征」には在京諸藩主に反対多く、会津・薩摩両藩間で尊攘派排撃の密議がなされ、八月十八日未明、「大和行幸の詔」は孝明天皇の御本意ではなかったとして、大和行幸の延期を決定した。これにより、天誅組は幕軍の追討を受けることとなった。

天誅組は、吉野山間を転戦し、同年九月二十四日から二十七日東吉野村にて三総裁以下十五志士が戦死した。ここ鷲家は、大和義擧最後の決戦が行はれた地である。

「天誅組終焉之地」の石碑の背後、鷲家川を渡った崖下に「天誅組総裁吉村寅太郎之墓」が建てられてゐた。美しい大自然の中で、地元の人々によって手厚く慰霊の誠が捧げられてゐる。

吉村寅太郎烈士は、天保八年(一八三七)生まれの土佐藩士。高取城攻略の戦ひで弾丸を脇腹に受けたが屈せず、中山忠光主将以下の安否を気づかひ、東吉野村木津川より山を越えてこの地までたどり着いたが、文久三年九月二十七日、幕府方藤堂勢藩士に囲まれ彼等の銃弾によって二十七歳で最後を遂げた。

 「天誅組総裁 吉村寅太郎 遺詠
吉野山風にみだるるもみぢ葉は 我が打つ太刀の血煙と見よ」

と刻まれた吉村寅太郎の辞世碑が建てられてゐる。凄惨なる
戦ひが行はれた頃、このあたりの山々は見事に紅葉してゐた
のであらう。

吉村寅太郎烈士の土佐藩脱藩の際、母上が贈った歌が、

「四方に名を揚げつつ帰れ 帰らずば おくれざりしと母
に知らせよ」

である。寅太郎烈士は母上の望み通り、遅れをとらず立派に
最期を遂げたのである。まさに「この母にしてこの子あり」
を實感させるところの歴史にのこる歌である。

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2020年8月10日 (月)

千駄木庵日乗八月十日

午前は、諸事。

午後は、「政治文化情報]原稿執筆など。

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2020年8月 9日 (日)

第二次大戦の最大侵略國はロシア・ソ連であった

第二次世界大戦の結果、最も利益を獲得したのはソ連である。アジアにおいてもヨーロッパにおいてもソ連は、その勢力範囲を飛躍的に拡大した。ソ連を護りソ連の國家戦略に協力するための謀略をわが國において行なったのがリヒャルト・ゾルゲであり、尾崎秀實であり、朝日新聞である。 

ソ連は、わが國と締結してゐた『日ソ不可侵中立条約』を一方的に踏みにじり、日本及び満州に侵攻して来た國である。そして、多くの日本國民を殺戮し、強姦し、数十萬同胞をシベリアに拉致し、強制労働を課して十数萬人を殺した國である。且つ、南樺太全千島といふわが國固有の領土を奪った國である。

このやうな悪逆非道の國から、一九六四年に『ソ連邦英雄』の称号を与へられたゾルゲとその手先の尾崎を、われわれ日本國民は永遠に許してはならないのである。

尾崎の罪の深さはわが國においてソ連のためにスパイを行なったことだけではない。彼は、わが國を戦争へと追ひ込む謀略活動を行ひ、わが國を未曾有の敗戦に導いた要因を作った民族の裏切り者である。尾崎秀實は、近衛内閣嘱託といふ立場を利用して、わが國の世論や近衛内閣の政策決定に影響を与へ、支那事変・日米開戦を煽動し、わが國を敗戦へと導いた。

これは、レーニンの「社會主義の勝利にいたるまでの基本原則は資本主義國家間の矛盾対立を利用して、これら諸國を互ひにかみ合はすことである。」(一九二〇年十一月、モスクワ共産党細胞書記長會議)といふ戦略、そして一九三五年にモスクワで開催された『第七回コミンテルン大會』において決定された「米英と日独といふ資本主義國家同士を戦はせて、双方とも疲弊させ、ソ連への圧迫を排除して上で、米英を打倒してソ連の世界制覇を實現する」といふ戦略に基づくものであった。

さらに昭和七年(一九三二年)八月~九月のコミンテルン第一二回総會が行なった決議は、米英仏日独といった『帝國主義列強』を互ひに対立させ、戦争に追ひ込め、といふ戦略指令であった。日本について言へば、①日本を米國との戦争へ追ひ込め、②日本がソ連を攻撃するのを阻止せよ、といふことが書かれてゐたといふ。

ソ連共産党の謀略機関も、ソ連政府の外交機関も、この目標に向けて一斉に活動した。ゾルゲ機関は、日本の政治中枢や軍部へ浸透を図って米國との対決路線に追ひ込み、また、マスコミにも、反米英を主軸とした排外主義(『鬼畜米英』)を吹き込んだ。一方、米國内でも、ソ連の手先によって排日機運の盛り上げが工作されてゐた。

ソルゲと尾崎などのコミンテルンのエージェントたちは、当時わが國内で澎湃と湧き起こって来てゐた「國家革新」「東亜解放」といふ正義の主張をたくみに利用して、日本がソ連よりもアメリカ・イギリスを主敵とし、ソ連と戦ふよりも「米英を撃つべし」といふ世論を煽った。『革命の祖國・ソ連』を守る為に日本を「北進」させてはならず、そのために「南進論」を煽ったのである。また、日本と蒋介石政権の和平を図る動きを妨害したのもゾルゲと尾崎である。その協力者が、第一次近衛内閣の書記官長・風見章であった。風見章は戦後何と左派社会党の国会議員になった。そして「日ソ友好」に狂奔した。彼は革新的共産主義者だったのである。この点で近衛文麿の責任は實に大きい。

わが國と蒋介石政権が全面戦争に突入した原因である西安事件も蘆溝橋事件も、ソ連と中共の謀略であったことは今日明らかになってゐる。張作霖爆殺事件もその真の下手人はソ連であるといふ説がある。

かくて、日本軍部の進路は米英との対決以外になくなり、日本がナチスドイツと呼応してソ連を挟撃する恐れもなくなった。ゾルゲ機関を駆使したソ連共産党の謀略は完全に成功したのである。そしてソ連は大戦終了後、ヨーロッパにおいてもアジアにおいても即ちユーラシア大陸において大幅に領土と勢力圏を拡大したのである。第二次大戦の最大侵略國はロシア・ソ連であった。

今日においても、侵略国家ロシア、共産支那の手先になってわが国内で蠢動してゐる協力者が存在する。

ともかく昭和二十年八月九日は、旧ソ連即ち今日のロシアによる侵略か開始された日である。そして南樺太全千島が奪われ、多くの日本人同胞が殺戮された。さらに支那大陸・北朝鮮の共産化し、その惨禍は今日唯今に及んでいるのである。このことを我々日本人は永遠に忘れてはならない。

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千駄木庵日乗八月九日

午前は、諸事。

午後からは、書状執筆、原稿執筆など。


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«日本國體を破壊して共産党が政権を掌握した時こそ、日本国が専制独裁国家になってしまうのである。